ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜 公式ブログ

横浜市内で当事者会や学習会を開催しています。当事者会「ひき桜」「ひき桜ミニ会」、ピアサポート学習会「ひきこもりピアサポートゼミナール」などを手作りで開催しています。

第12回ひきこもりピアサポートゼミナールのご案内

ひきこもりピアサポートゼミナールとは、ピアサポートについて体系的に学びつつ交流する学習会です。

 

※初回参加の方は、今回が申し込みのラストチャンスです(第13回は今年度学習会に1回以上参加した方が対象のため)

 

ピアサポートとは「似た経験を持つ人同士による支え合いの総称」を指します。居場所でお互いのひきこもり経験を共有し、悩みを分かち合うのもピアサポートの一つです。

 

主催者・参加者ともにひきこもり当事者・経験者で開催する、学習会形式の当事者会です。


ピアサポゼミは少人数演習形式で、お互いが演習を通して理解していくといったプログラムです。講義は行わず、演習を通じて自分たちで学び合うというのが特徴です。また、アメリカやカナダのピアサポートガイドラインや研修テキストの翻訳版を用いて学ぶので、ピアサポートを体系的に学べるのも特徴です。

 

ピアサポゼミは以下の流れで進行します。
①テキスト通読(一人一人が順番にテキストを読んでいきます)
②つぶやき(テキストを読んで感じたことをご紹介します)
③演習(テーマに沿って、1グループ4~5名で学びを深めます。)
④全体共有(各グループで出た話をざっくり共有します)
⑤歓談(自由時間です。他のグループで話し合われた内容を確認したり、参加者同士で自由に話をしたり、休憩したり、自由にお過ごしください)
これを2セッション行います。

 

また、申し込みいただいた皆様には、開催1~2日前にオリジナルの事前学習教材を送付しています。これを読んでから参加すると分かりやすいと思います。

 

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前回は、アドボカシーという言葉についてホワイトボードで紹介しました。もしかしたら第12回も図を使って紹介するかもしれません。

 

第12回は「リカバリー」という単元を学びます。
リカバリーはとても幅広い意味を持つ言葉ですが、端的には「自分らしい生活・人生を自分で選択し歩んでいくこと」を指します。


これは今まで言われてきた「社会復帰」「社会的自立」とは根本から違う考え方です。
そしてピアサポートリカバリーは切っても切れない関係にあります。
なぜなら、ピアサポートが重要な取り組みである理由の一つに、「個々のリカバリーが進むこと」が挙げられるからです。

ということで、ピアサポートを学ぶにあたって最も大事なキーワード「リカバリー」についてじっくり学びます。

 

当日のご案内はこちらです。
※申し込み必須です!
日時:2019年1月26日(土)17:30~20:30
場所:かながわ県民センター(部屋は申込者に連絡いたします)
参加対象:ひきこもり状態にある方、過去にひきこもり状態にあった方
参加費:500円
申し込み:必須(メール申し込み)

 

申し込み方法:件名に「第12回ひきこもりピアサポートゼミナール申し込み」、本文に以下①~④を記載のうえ、ひき桜メールアドレスまでお申し込みください。
①氏名 ②ふりがな ③ひきこもり経験(ありorなし) ④注意事項への同意(はい)
申込先(ひき桜):hikizakura.yokohama@gmail.com(ひきこもりピアサポートゼミナール担当宛て)

 

ピアサポゼミでは、以下のルールを設定しています。こちらに同意のうえ、ご参加ください。
・配布資料を複製・頒布しない
・個人情報を外に出さない
・相手を不快にさせる言動は慎む(相手の人格批判、セクハラ発言など)
・運営を妨げる行為をしない

 

皆様のご参加お待ちしております!