ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜 公式ブログ

横浜市内で当事者会や学習会を開催しています。当事者会「ひき桜」「ひき桜ミニ会」、ピアサポート学習会「ひきこもりピアサポートゼミナール」などを手作りで開催しています。

ひき桜の概要について

こんにちは。本日「第10回ひき桜」を無事終了することができました。

感想は後日書かせていただくとして、今回は「ひき桜の取り組み」について紹介いたします。

 

なぜこのようなことを書くかというと、実は「ひき桜では色々やっているけれども、まだあまり知られていない」ことが多いのを知ったため、今回書いてみることにしました。

 

①ひき桜では「交流」「非交流(一人で過ごす)」「卓球」「ゲーム」ができるほか、「女子会」も開催しています。
⇒「女子会」は横浜近辺だと珍しいので知られてきています。その一方実は色々なことをやっています。「居場所で卓球」というのも面白いですね。「女子会」は一部の時間帯に別室で開催しています。

 

②ひき桜では毎回アンケートをとることで、皆さんの声を共有しています。
⇒毎回色々な声をくださり、とても参考になっています。一方自分たちは当事者グループなので、出来ることと出来ないことがあるなと毎回感じています。経済的な課題、人材的な課題など様々にありますが、少しずつ企画などが実現できればと思います。

 

③ひき桜で徹底していることは「自分たちは支援者ではなく、参加者の一人である」と位置付けていることです。
⇒支援(医療・カウンセリング・就労支援など)を求めている場合にはこちらもノウハウがありませんが(支援者ではないので)、皆さんと一緒に過ごすだけで大きな価値があると考えています。それは当事者グループだからこそできることです。

 

④2016年度8月20日より、ひき桜主催で、ピアサポートに関する連続学習会を行います。
⇒あまり知られていなかったようですが、ひき桜は今年度「学習会」として「ひきこもりピアサポートゼミナール」を開催します。これは全12回ですが、1回限りの参加でもかまいません。お好きな回にご参加ください(詳細はトップページ参照)。

 

⑤ひき桜はテーマトークをしたい人にはテーブルを提供しています。
⇒ひき桜ってテーマトークもできます。「~のテーマについて話したい」という人がいれば、1つテーブルを提供します。ただし誰も「~について話をしたい」という人がいなければテーマトークは行われません。ひき桜の独特な要素で、こちらから一方的に何かを提供するのではなく、あくまでテーマトークをやりたい人が自由に行うというスタイルです。テーマトークをしたい人はぜひご活用下さい。

 

このような感じで、自分たちは当事者グループとして居場所を運営していますが、性質上どのような居場所になっていくのかは参加者次第です。こちらも工夫できるところは「自分たちのできる範囲で」やっていきますので、今後もゆるくご参加いただけたらと思います。