こんにちは。ひき桜は最近波に乗っているような気がします。巡りあわせに感謝です。
なんとダイヤモンドオンラインにある『「引きこもり」するオトナたち』(池上正樹さん執筆)の第267回に、ひきこもりピアサポートゼミナールの取り組みや裏側を紹介していただきました!
タイトルは『「引きこもり」本人同士が支え合い活路を見出す、異色の人生道場』
……。人生道場なんですね~。池上さんのセンスでしょうか。
それでは記事の中身を一部紹介いたします。抜粋部分は【かっこ】で括っています。
①ひきこもりピアサポートゼミナールとは?
ピアサポートとは、ひきこもり当事者・経験者による、共通の体験を活かした支えあいのことを指します。
記事にもありますが【今後、“ピア”として活動する際の“考え方のベース”を身につけよう】というのが大きな目的になっています。
またピアサポゼミでは「ピアサポートの理論体系」を「ひきこもり当事者・経験者のみ」で学びあうというのが大きなポイントです
②オリジナル用語集に懸ける思い
ひき桜では使用許諾を得たテキストを補うために「オリジナル用語集」を作成しています。
【用語集には解説を豊富に掲載していて、参加者ができるだけテキストを深く理解できるように工夫している】
とあるように、相当な時間・労力・気合いが入っています。
具体的には、全ての用語を「福祉辞典などで用語を調べ」「原文(英語)で前後関係を見ながら用語の意味を直し」「翻訳テキストの内容に沿ってできるだけ分かりやすい表現に整える」という作業を行っています。
用語集に掲載している解説では「ピアサポートの考え方・心得」をたくさん紹介しています。
これだけ気合いを入れているので、参加者は必ず用語集を読み込んでください。
③ピアサポートの重要性
ピアサポゼミは重要な位置づけを持っていると思います。なぜなら自治体や家族会主催のピアサポート研修(と名乗っているもの)は、講師がいて一方通行で聞くスタイル、対して自分たちは「講師なし」「少人数演習に半分以上の時間を費やしている」という、まさに異色の学習会となっています。
そしてピアサポート研修にも拘わらず「ひきこもり当事者・経験者の参加は圧倒的に少ない」という現状があります。
本来ピアサポートというのは当事者が当事者を支え合うものであって…等々ありますので「主催者・参加者が全員当事者・経験者」という学び場が必要不可欠だと思っています。
【自分たちはこのピアサポート学習会が今後のピアサポートのあり方について重要な位置づけを持つものだと思っている】
にもあるように、自分たちが考えるのは「支援スキル」の前に「ピアサポートのあり方」を考えることなんですよね。
④なぜ「ピアサポートの理論体系」を学ぶのか
もうこれはインタビューで答えた内容をそのまま掲載します。
【ベースになる核がなければ、ピア活動という名の押し付けだったり、他の支援者がやりかねないことを自分たちも平気で真似しちゃったりする可能性もある】
という現状が散見されることから、まずは基本となる「心得・考え方」を学ぼうという発想になっています。
池上正樹さんの記事全文はこちらをご覧ください。
ひきこもりピアサポートゼミナールは1回からの参加も可能です。
ぜひ参加してみてください!