ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜 公式ブログ

横浜市内で当事者会や学習会を開催しています。当事者会「ひき桜」「ひき桜ミニ会」、ピアサポート学習会「ひきこもりピアサポートゼミナール」などを手作りで開催しています。

第10回ひき桜の感想について

皆様こんばんは。運営メンバーのSです。

 

8月14日に行われたひき桜はお陰様で節目となる10回目の開催を無事迎える事が出来ました。

前回告知させて頂いた通り、今回から今までの2部屋から新たに部屋を追加して、合わせて3部屋を使用する事が出来るようになるという、とても大きな変化があった回でもあります。

 

記念すべき10回目の感想記事を代表ではなく途中参加組の自分が書く事に若干のプレッシャーを感じつつ、書いていきたいと思います(^_^;)

 

今回メインの会場となった研修室1は、講演会などにも使われるようなとても広い部屋でした(100名ほど入れるほどとの事)

当日は24名(運営合わせて27名)の方が参加されていたのですが、これまでの部屋のような狭苦しさや窮屈さは全くなく、参加者がのびのびと会話を楽しんでいるように見えたのが印象的でした。

 

ひき桜の特徴の一つに「初参加者」と「リピーター」のバランスが取れているという事があります。

 

こうしたひきこもり当事者の集まりに初めて参加される方の多くは緊張している方がほとんどですが、ここ最近導入したアンケートの結果を見ると「初参加だったが和やかな雰囲気で良かった」というご意見が多く寄せられています。

この「和やかな雰囲気」というのがひき桜の原点である「ゆるさ」でもあり、また参加者の方々にとっても好意的に受け入れられている魅力なのだと思います。

 

また、女子会の存在もひき桜の大きな特徴でもあります。

今回は部屋を丸々一つ使って1時間30分という長時間に渡って実施する事が出来ました。

参加者の中には女子会目的で参加したいという方もいらっしゃるなど、少しずつではありますが、ひき桜が女性の当事者同士が交流出来るという貴重な場にもなりつつあるように感じております。

こうした一つひとつの取り組みがひき桜という団体が持つ魅力なのかなと思います。

 

もちろん、会として課題もたくさんあります。

今回でも
・会場の変更に伴い、準備・片付けが追いついていなかった。
・メイン会場の準備に手間取り、交流卓しか用意できず、卓球・アナログゲーム卓を用意できなかった(卓球・アナログゲームを楽しみにしていた方は申し訳ありません。)
・会場が広すぎてやや持て余してしまう所もあった。

などなど、まだまだひき桜も改善すべき点は数多くあります。

 

ですが、かといってそれに対して重く捉え過ぎず、「自分たちも参加者の一人である」という主義の元、運営メンバーも含めてひき桜と言う居場所を一緒に楽しんで盛り上げていけたらいいなと思っております。

どうか今後ともひき桜をよろしくお願い致します。

 

次回ひき桜ですが、9月22日(祝)を予定しております。
今回は初めて土日以外での開催となります。

 

皆様のご参加お待ちしております(*´▽`*)

運営メンバーSより