ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜 公式ブログ

横浜市内で当事者会や学習会を開催しています。当事者会「ひき桜」「ひき桜ミニ会」、ピアサポート学習会「ひきこもりピアサポートゼミナール」などを手作りで開催しています。

今更ながら「ひき桜」とは?

こんにちは。ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜の開催が近づいてきているので楽しみです。

 

今までブログ「ひきこもりピアサポート日記」 では「ひき桜」の参加レポートなどを掲載しておりましたが、そもそも「ひき桜」とはどういう集まりなのか、今更ながらご紹介したいと思います。

 

ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜は2015年5月に神奈川県内のひきこもり当事者・経験者の有志で立ち上げた団体です。

 

この団体の特徴として、立ち上げ当初から複数のメンバーで運営しています。現在は5名のメンバーを中心に運営をしております。

当事者団体は運営メンバーの少ないところが多いですが、「ひき桜」は現在のところ比較的安定した状態で開催できているといえます。

 

「ひき桜」は今までに3回開催しました。毎回15名~20名の方が参加されていて、その半数は新しく来られた方です。20代~50代という幅広い年代層の方が参加されますが、意外と年代に関係なく交流しています。

 

「ひき桜」の共通認識は「話をしたい方、一人でいたい方が一緒に過ごせる場所」です。つまり交流をするかしないかは自由です。

そのため当日は会話できるところとは別に、一人でいられるスペースを用意しています。

通称「お一人様スペース」ですが、これは第1回から「絶対に用意したい!」と考えていました。
今のところこのスペースを利用している人は全くいないですが、今後必要とされる方がいらっしゃるでしょう…、ということで次回も用意します。(※あまり仕切られてはいません)

 

そのため当事者団体の中では、かなり自由度の高いフリーな場所となっています。

ここは居場所選びにとても重要なところで、フリーなところが苦手な方もいらっしゃいます。

そこで前回からは「話をしてみたいテーマ募集」を行っていますが、当日もテーマが出ず、完全フリースペースとなりました。

今回もテーマ募集をしていますが、自由度が高い性質上、テーマトークがあるかどうかは参加者次第となります。

 

付け加えれば、ひき桜は「当事者団体」です。つまり参加者も運営メンバーもひきこもり当事者・経験者なので、自分たちだから工夫できるところもあれば、逆に自分たちだからできないところもあります。

それでも当事者団体による居場所には価値があると考えていますので、今回も開催します。

 

ちなみに「ひき桜」は東京近郊の当事者団体・家族会では比較的知られてきた(?)と思います。

神奈川とはいえひきこもりの当事者団体は珍しいということもあり、当事者会・家族会は個人的にもよく参加しているので、そのたびに少しずつ知ってもらえたというのがあります。

ここまでひき桜の良いところを紹介してきましたが、ひき桜が合うかどうかは人それぞれかもしれません。

一番は「相性」というのが正直なところです。

そのため過度に期待せずに「こんなところもあるんだ」という認識で参加してもらえたらと思います。

 

そんな「ひき桜」ですが、次回は2016年2月13日(土)に開催です。詳細は前の記事をご覧ください。

 

ご関心のある方は時間内の好きなときにお越しください。できれば事前に参加の旨をご連絡いただけると助かりますが、当日参加も可能ですのでお待ちしております。
お問合せ:hikizakura.yokohama@gmail.com